濁酒(どぶろく)は美人をつくる?
糀(こうじ)を摂取することで期待できる健康効果について、以下に3つご紹介します。
腸内環境を整えてダイエットや免疫をサポート
糀(こうじ)を摂取すると腸内環境を整える効果が期待できます。
糀(こうじ)には、麹菌と呼ばれる菌が付着しており、酵素を出す働きがあります。
この酵素はハサミのような働きをし、でんぷんを分解してオリゴ糖を生成。オリゴ糖は腸内環境に潜む善玉菌のエサとなるため、善玉菌の数が増えて腸内環境を整えるのをサポートします。
腸内環境が整うと「免疫力アップ」や「ダイエット」などの健康効果が期待できるため、糀(こうじ)は積極的に食生活に取り入れていきたいものの1つと言えます。
お肌に嬉しいビタミンB群を摂取可能
糀(こうじ)には、ビタミンB2・B6・ナイアシンといったビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は糖質・脂質・タンパク質など、エネルギー代謝を助ける働きがある重要な栄養素。この働きによって、老廃物の排出を助け、綺麗なお肌へ導くことができます。
酵素摂取で消化を助ける
酵素には、大きく分類すると、人の体内に存在する「体内酵素」と、食べ物に含まれる「食物酵素」の二種類があります。
体内酵素には、でんぷんを分解するアミラーゼや、タンパク質を分解するプロテアーゼなどがあり、健康で長く生きていくためには、この酵素が非常に重要。
しかし、体内酵素は一生でつくられる量には限りがあるという研究もあり、食品から消化酵素をとって、体内で消化に使われる酵素を温存することで、代謝にまわせる酵素を潜在的に増やすことが、酵素栄養学では大切と言われています。
糀(こうじ)に付着している麹菌は、酵素を出す働きがあるため、私たちが口にすることで体の中からではなく対外からも活きた酵素を補い、摂取することが可能です。
糀(こうじ)を使った食品を、普段から一緒に摂取することによって、食べ物の分解を助け、私たちの健康をサポートします。